初代PS3の黒セルの記録

 初代PS3の黒セルの存在について。

初代PS3のCECHA00、CECHB00には黒セルと呼ばれるレアな機体が存在していると聞いたことがあった。ただ黒セルがなぜレアなのかも知らなかったしどの様なものなのか認識していなかった。

もしかしたら今までも出会っていたかもしれない黒セルの機体。今回、たまたま整備したPS3が黒セルと呼ばれるものであったのでその記録を残す。


整備するCECHB00について。

ずっとほったらかしだった初代PS3のCECHB00。確かコロナ前に購入しているので7~8年は経過している。普通に封印シールも貼りついた状態だったので未分解と思われる。この機体はもちろんYLODである。


分解してみるとものすごく綺麗である。未分解でここまで綺麗だからほとんど使用されていないように思われる。


排気ファンにもほとんどホコリはなし。これほど綺麗な機体は見たことが無い。いつも整備といいながらほとんどが掃除の作業だ。(掃除は整備の基本であるが)


シスコンをかけるとエラーが1001と1002だったのでCPU側とGPU側のプロードライザの容量抜けと判断した。


本来は装着しているプロードライザを取り外して容量抜け対策をするのが理想だが面倒なのでCPU、GPUに470μFのタンタルコンデンサを各2個ずつ取り付けて様子を見た。

この時点では基板の裏面しか見ていなかったので違いに気付いていなかった。


問題なくYLODが解消されて起動したのだがゲームの読込ができないのでディスクドライブのピックアップレンズを取り換えた。この時はB00に新しいレンズを使用するのはもったいないかなとも思っていた。

最近、アリエクでCECHA00、B00用のレンズであるKES-400Aが売っていないのだ。売っていてもものすごく高い。驚くほど高いのでとても買えない。

とは言うもののYLODが解消されて普通に起動するのにゲームディスクが読めないのは精神衛生的に良くないので取り換えることにした。


黒セルについて。

再度分解をしていつも通り整備を行った。CPU、GPUのカピカピに乾いたグリスを削り取って綺麗に拭き取り新しくグリスアップした。

その時に黒セルに気付いたのだ。いつもよりソルダーレジストの緑色が濃いことに。黒セルの黒は基板の表面に塗ってある緑色のソルダーレジストが濃い緑色になっているのだ。


黒セルの特徴はメモリがサムスン製を使用している。通常は聞いたことないメーカー名が表記されている。


もうひとつの確認方法は基板の隅に赤丸の刻印がある。通常はここには何もない。

なぜ黒セルはレアなのかを調べてみたけど確認できたのは生産当初はコストをかけて生産をしていたみたいだ。サムスンのメモリを使用していたのもそのひとつなのだろう。

ある程度、信頼できるパーツを使用して生産、出荷して行き特に大きな問題が発生しなければパーツを安い物に変更してコストダウンして行ったという事なのかな。


まとめ。

これぐらいの濃い色のソルダーレジストの基板はお目にかかったことがあったのでそれも黒セルの機体であった可能性が高い。作業しているときにこの基板は色が濃いなと思いながら作業をしていたのを思い出す。

また、新しい初代PS3コレクションとして保有する機体が増えてしまった。うちにPS3が何台あるのか数えたことない。

リファービッシュ品は高値で販売しているのを見たことがあるけどこの黒セルはレアと呼ばれているけどそれほど価値としては評価されていないように思う。でもせっかく出会ったので大切に保管しよう。


前の作業部屋で飾っていたMGのザクを新しい作業部屋に飾った。かなり昔に素組で作ったザクだ。搭乗員も作業部屋の掃除中に出てきたので一緒に並べた。


2センチもない搭乗員は筆塗りで塗装している。もう今は見えなくてこんな作業できないかも。


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