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スイッチプロコンの分解整備の記録

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 長年使用したスイッチのプロコンについて。 もともと中古で購入したスイッチのプロコン。子供が使い倒しているのでかなりくたばっている。右のアナログスティックが戻らない時があるので初めての試みだがこのプロコンを分解メンテナンスした。それを記録する。 スイッチプロコンの分解について。 グリップ下部にある赤矢印2か所のねじを外す。 グリップ部分が写真の様に外すことができる。 グリップを外したら裏返して赤矢印の4か所のねじを外す。 背面のパネルを外すとバッテリーがあるのでそれも取っておく。これは手で外せる。このバッテリーは3DSと同じバッテリーだ。3DSの販売は終了してもバッテリーは使用され続けている。 バッテリーを取り外したら赤矢印の5か所のねじを外す。 上部の2か所はかなり奥まったところにねじがある。 前面部分と背面部分を分解するときにフラットケーブルがつながっているので注意する。このフラットケーブルは曲者で戻すときとても接続しにくい。 フラットケーブルを外すと半分に分かれる。アナログスティックのキャップを外す。上に引き抜くだけで取れる。 今回のメインのメンテナンスはアナログスティック部分のホコリをエアーで飛ばしてパーツクリーナーを吹いてぐりぐり回してなじませる。ただ、分解したもののホコリは無くとてもきれいな状態であった。 先ほどの逆の手順でプロコンを組立てた。そして今回ひとつ準備したものがある。それが赤丸部分にある保護リングカバーだ。アナログスティックのくびれた部分に取り付けてアナログスティックのくびれた部分を保護するものだ。 取り付け方はリングを引っ張ると少し伸びるので力づくで伸ばしてくびれのところまで持っていく。これでくびれた部分が保護できる。購入したときは半透明だったが引っ張って取り付けたら白っぽくなってしまった。これなら黒色を購入すればよかった。 またこの保護リングは少し厚みがあるのでくびれた部分が少し太くなってスティックが戻らない現象を防げるのではないかと考えていた。 結果はコチラ・・・。残念ながら戻らない現象は解消されなかった。アナログスティック部分を丸ごと交換するしかない。 まとめ。 分解といっても全分解したわけではない。アナログスティック部分のメンテナンスのみ行った。ただし状況は変わらなかったのでアナログスティック部分を全交換するしかない。部品は...

五条川の桜を見てきた記録

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  五条川の桜について。 毎年この時期に岩倉市にある五条川の桜を見に行っている。まだ早いかもと思っていたが合せられる日程が3月30日しかなかったので行ってきた。その記録をする。 昼少し前に家を出てまずはランチを食べた。岐阜県に何店舗かある「インドカレーツルシ」。日替わりカレーが鶏肉ときのこのカレーということだったのでそれを選択した。フリードリンクとサラダを付けて1,160円とかなりお値打ち価格である。少し前まではドリンクとサラダが付いて980円だっだけど。原材料が高くなっているので仕方がない。1,160円でも十分安いと思う。頑張ってほしい。 はらごしらえをして岩倉へ向かった。道中、江南あたりで見た桜はほとんどつぼみだったのであまり期待をしていなかった。 現地に到着して五条川に来ると6~7分咲きといった感じできれいに咲いていた。 青空をメインに撮ってみたら桜と川が暗く写ってしまった。写真は難しい。 いつも知り合いの家に車を停めさせてもらい歩いて10分ぐらいで到着する。コロナ禍前までは川沿いに屋台が出て食べ物を食べながら桜を見たのだがここ最近は決められた場所にしか屋台が出ていない。川沿いに屋台が出ていた時は桜を少し見てあとは屋台巡りしてた。大好きなりんご飴をよく購入していたが昔は大きい玉で300円だったけど今や500~600円だもんね。 かたぬきの屋台があったので子供に挑戦させてみた。たくさんあるうちからランダムでひとつ選択した。激ムズの型だった。 一生懸命頑張っていたがバラバラに割れてしまった。これは大人でも絶対に割れると思うような型だったから仕方がないと思う。お店の人曰く裏技があるようだが教えてくれなかった。裏技使ってもいいよと言っていた。 川沿いをしばらく歩いて帰宅した。桜祭りの期間なのでとても賑わっていた。川沿いに屋台があったときはもっと人が多かった。最近は外国の人がとても多く感じる。半分近くは外国人と思えるぐらいの感じだ。 まとめ。 ずっと見て来ている五条川の桜。毎年ほとんど変わらないけど見に来ている。何も変わらないのが良い。屋台がなくなったりしているけど役所の人も管理が大変なんだろう。毎年何事もなくこの状態で見られるように続けてほしい。

PS3コントローラーのメンテナンスの記録

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PS3のジャンクコントローラーについて。 ジャンクのPS3コントローラーを入手した。4つでかなり安かったのでひどい状況なのだと思っていたが外観は悪くない。 ただし白いコントローラーは前回注意喚起をした偽物のコントローラーであった。(前回の様子は コチラ )他の黒いコントローラー3つに行ったメンテナンスについての記録をする。 コントローラーの状況把握方法について。 PCでネット上にあるコントローラーテストアプリを使用する。ゲームパットテスターだ。( GAMEPAD TESTER )このアプリを起動して各コントローラーをPCとUSB接続する。 接続すると写真の青ラインの通りにコントローラーを認識してくれる。もし認識しなかった場合はそこで終了。今回はしっかりとPS3のコントローラーと認識してくれた。 コントローラーのボタンを押すと赤枠の部分の様に押したボタンに対応しているところに黒い縦ラインが出るのだがこのコントローラーは何も押してないのにたくさんのボタンが押されている反応を示している。これが暴れるコントローラーと言われる現象だ。 ジャンクのコントローラーはほとんどがこの現象といって良いと思う。この現象なら内部のスポンジを少し厚くすれば簡単にメンテナンスすることができる。 コントローラーの裏面の5か所のねじを外していつも通り分解する。(分解の様子は コチラ ) バッテリーのコネクターを外す。今回、このコネクターを簡単に外せる爪が付いたリムーバーツールを購入したので使ってみたけどちょっと微妙だった。ペンチで外すよりは良い。 バッテリーがあった基板のねじを外して写真の様に持ち上げるとコントローラーが暴れる原因部分が見える。 2か所の赤丸部分が本来はしっかりと密着していてフィルムのケーブルから押されたボタンの電気信号が緑の基板に伝わるはずなのだが密着する役目をしているスポンジが経年劣化でつぶれて押す力がなくなり誤った信号を送っているのだと考えらえる。 ピンセットでフィルムをめくると見えている赤矢印の黒いものが原因のスポンジだ。このスポンジに厚みを持たせて緑の基板と密着するようになればしっかりと信号を送ることができる。 今回のメインのメンテナンスがこれ。黒いスポンジを外してそのスポンジに2ミリ程度の両面テープを貼り付けた。両面テープは黒いスポンジと同じ大きさにカットする。 両面テ...

激安ESCの性能比較の記録

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  ESCについて。 ESCとはエレクトロニックスピードコントローラーの略で文字通りラジコンのスピードをコントロールするメカである。またESCにバッテリーをつないで受信機やサーボに電気を送る役目もしている。 ESCはスピードをコントロールするのだが激安で販売しているESCはどれぐらいの性能なのかを確かめてみたのでそれを記録する。 ESCのテスト環境について。 用意したものはタミヤのファインスペックのコントローラーとその受信機。エンドポイントを操作することができないので単純に接続しただけで各々のESCにどれだけの性能差が出るかを確かめる。 モーターはマブチの540ブラシモーター、バッテリーはLiPoバッテリーを使用する。 テストはESCを各々写真の様につないでモーターの回転数を調査する。モーターの回転数は携帯アプリの「Giri」を使用する。このアプリはモーターの回転する音を拾って回転数を出すらしい。調査中はモーターからビビり音が出ないように下にタオルを敷いておいた。 調査するESCについて。 調査№1 MERIGLARE BDESC-S10E-RTR 購入価格 740円 調査する中で一番安いESCだ。価格はアリエクで740円であった。とにかく他を圧倒する安さである。あまりにも安すぎて今まで手を出していなかった。 №1の結果 16957.4rpmであった。回転数を示すrpmとは1分間の回転数を示すとのこと。 これを基準として他も比べてみる。 調査№2 YSIDO YS-60A-RTR 購入価格 1,080円 価格も安く見た目も格好いい。スイッチの部分にゴムがかぶさっておりスイッチが水にぬれてもある程度は水の侵入を防いでくれそうだ。これもアリエクで購入。 №2の結果 16957.4rpmであった。なんと№1と全く同じ結果であった。 調査№3 メーカ名不明 ホビーウイング1060の同等品 購入価格 1,800円 所有しているESCで一番高い。とは言うもののこれも激安品に分類される。2年ほど前に購入した。最近はこの商品の販売をあまり目にしなくなった。粗悪品が多いとも聞く。フリマで購入した。 №3の結果 17038.1rpmであった。今回の3つの比較のなかで一番高い結果となった。 まとめ。 3つを比較すると№3の1060同等品が一番回転数が高いということになるが他二つと...

HDMI出力しないPS3の記録

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画面の出力がないPS3について。   HDMIもアナログも出力しないPS3がある。少し前まで何の問題もなく動いていたのに急に画面が映らなくなった。出力設定の初期化を行うとHDMI出力できるようになるが主電源をOFFにするとまた映らなくなる。 HDMI出力について見るべきところを調べたのでそれを記録する。 出力設定の初期化について。 出力設定の初期化とはPS3を起動する電源ボタンを押すと「ピッ」と音がするのでそのボタンを押したままにしてもう一度「ピッ」と音がしたらボタンを離す。少し待つと上記の画面が出てきて出力の初期化を行う。 HDMI出力部分の確認について。 いつものように分解して基板を取り出した。この基板はCOK-001(CECHA00、CECHB00共通)である。赤丸部分がHDMIを制御するチップ部分だ。3ミリぐらいの厚みのある遮熱シールらしきものが付いている。 遮熱シールをはがす。シールが劣化してカチカチになっていた。(もともと固いのかもしれないが)またかなり強力にくっついていたのでシールをはがす時に割れてしまった。 HDMI端子部分のはんだ割れも確認した。目で見る分にはとくに割れがあるとか何か問題があるようには見えない。アナログも映らないのではんだ割れが原因ではないだろうが念のため確認した。 先ほどのHDMIを制御するチップをリフローするために少し粘土のあるフラックスをチップ周りに塗る。 ホットガンで380度、風量3~4ぐらいに設定して2分半ぐらい熱を当てた。フラックスが溶けてしばらくするとHDMI制御のチップがふわっとなったので中のはんだが溶けたのだと思いすぐに熱を当てるのをやめた。 少し熱を冷ましてから無水エタノールでフラックスをきれいに拭き取った。 はがした遮熱シートはもう粘着力がないので代わりにアルミテープをはっておいた。この貼り方だと中に熱が溜まってしまうのかもしれないがとりあえずこれで様子見。 結果は以前と何も変わらず画面出力のリセットをしないと画面が出てこなかった。 まとめ。 画面出力を記憶している部分のどこかに障害が出てそれが読みだせず毎回、画面出力のリセットを行わないと出力しないのかもしれない。内蔵のボタン電池が影響しているかもと思い交換してみたが変化はなかった。 出力関係のエラーはGPU側のエラーが影響している可能性もあるのでGP...