続)初代PS3のディスクドライブ電源不良修理の記録
ディスクが入らない原因について。
前回のディスクドライブ電源不良の修理記録(前回ブログはコチラ)で原因部分の現状把握を行わず故障部品を決めつけて交換したので壊れているときは実際にどうなっているのかを検証したのでその記録をする。
故障部分の分析について。
前回ブログの写真の使いまわしだが矢印のディスクドライブへ電源を供給している部分のコネクターを調べる。
ディスクドライブのコネクターを抜いてPS3を起動してからコネクター部分にテスターを当ててみる。
コネクター写真の一番上のピン(青矢印)に12v、一番下のピン(赤矢印)に5vが来ていればディスクドライブに電源は供給されていることになる。
※真ん中の2本は何か分からないが通電しているのは確認できる
正常に動くPS3を用意してテスターで測定してみた。一番上のピンを測定すると12vが来ているのが確認できる。
一番下のピンを測定すると5v来ていた。
ドライブが全く動かないPS3を用意して一番上のピンを測定してみると12vの電圧が来ていないのが分かる。
一番下のピンを測定すると5v来ていたので12vの電圧が来ていないことでディスクドライブに全く電源が供給されないということが分かった。
まとめ。
前回ブログで確認できなかったことを検証してみた。この時、用意したドライブが全く動かないPS3を同じようにパーツ交換して修理してみたが直らなかった。修理後一番上のピンの電圧を測定すると2vしか来ていなかった。
取り出したジャンクPS3のパーツが故障していたのかもしれない。または取り出す部品にホットガンで熱を当て過ぎた可能性もある。交換用のパーツもなくなったのでこれ以上の検証はできなくなったがディスクドライブが全く動かない場合の分析方法が確認できた。
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