ストラディヴァリウスの音を聞いた記録。

 サラマンカホールについて。

岐阜県庁の近くにふれあい会館という建物がありその中にサラマンカホールというコンサートホールがある。700席ほどの会場で今から30年前に完成した。会場内は贅を尽くした造りとなっておりとても見ごたえのあるホールだ。こんな贅沢なホールはもう造れないと思う。

一番の特徴はパイプオルガンがあるということ。まだこの音を聞いたことが無い。Youtubeでデスラーのテーマを聞いたときパイプオルガンの音がとても気に入りいつかここの音も聞いてみたいと思っている。

ここでバイオリンのチャリティーコンサートが開催されたまたま行くことができたのでその記録をする。


古澤巖について。

今回のコンサートの演奏者が古澤巖さんである。全く知らなかったのだが調べるとかなり有名な人だ。若い時から才能があり、日本や海外でバイオリンの大会で優勝をしており葉加瀬太郎や高嶋ちさ子に並んで有名な人らしい。帽子をかぶってバイオリンを弾く変わったスタイルの演奏者だった。

古澤さんは宗次コレクション(Coco壱番屋会長のコレクション)よりストラディバリウスの「サン・ロレンツォ」を生涯貸与されている。

このコンサートに行きたいと思ったのが「ストラディバリウス」の音が聞けるからだ。バイオリンの音も良く知らないのにいきなり初めて聞く本格的なバイオリンの音がストラディバリウスなんてカッコいいではないか。


ストラディバリウスについて。

ストラディバリウスの音がどんなものかと聞かれればいい音だったとしか言えない。300年前に作られておりマリーアントワネットもこの音を聞いたとされる。1時間半ほどの演奏だったが全く飽きることもなくグイグイと古澤ワールドに引き込まれた。

前半の最後に演奏した「ラ・カンパネラ」は元々原曲があってそれを聞いたリストがピアノで弾いてとても有名になったがリストが凄すぎて原曲がショボくなってしまったと話していたが原曲も大変難しそうな曲だった。65歳であんなに難しい曲を演奏できるなんてカッコよすぎる。この年になってようやくバイオリンの弾き方が分かってきたと話していた。


まとめ。

サラマンカホールにあるパイプオルガンを見ることができ、また本来の目的であるストラディバリウスの音も聞けた。隣で座っていた夫婦はとても品があり身なりも良くこのようなコンサートが似合う夫婦であった。私たち夫婦もそちらの領域に少し近づけたのかもしれない。


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