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グラスホッパー六角ハブ化の記録

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六角ハブ化について。 グラスホッパーのタイヤを別の種類に交換したい。特に全然グリップしない前輪を交換したいのだ。ちょうどネオスコーチャー純正のタイヤが余っているのでそれを履かせたい。 しかしタイヤの取り付け方法が全然違う。ネオスコーチャーのタイヤは六角ハブとなっておりそのままではグラスホッパーには取り付けできない。 別売りのアタッチメントの取り付けと簡単な手入れをするだけで六角ハブ化ができるのでそれを記録する。 六角ハブ化に必要なアタッチメントについて。 1984年に発売されたグラスホッパーは今見てもスタイルが良いと思う。今回、グラスホッパーにネオスコーチャーのタイヤを取り付ける。 前輪の取り付け形状はこうなっていて円柱の車軸が出ている。 後輪も前輪と同じように円柱の車軸でタイヤを回す部分は独特の形状をしている。 ネオスコーチャーのタイヤ裏を見ると赤丸の様に六角の形状をしている。 そこで登場するのがこのアタッチメント。青いのが前輪用でDT3010Fという六角ハブでセンターにベアリングが入っているもの。シルバーがタミヤから出ているOP913という後輪用の六角ハブだ。 取り付け方法について。 後輪についてはタミヤ純正なので簡単に取り付けられる。先ほどの独特の形状のパーツと交換するだけだ。モーターが回転するとシルバーのパーツごと一緒にぐるぐると回る。 前輪は簡単な手入れが必要だ。前輪の車軸は5ミリ(写真は4.9ミリだが)なのを確認する。 ネオスコーチャーの車軸が入るところが4ミリしかないのであと1ミリ穴を大きくする。 ラジコンのボディーに穴を開けるリーマーでスケールで測りながら広げていった。広げ過ぎに注意する。 車軸が長いのでスペーサーが必要なのだがちょうど良いのがなかったのでねじ用のワッシャーを利用しそれをかました。 センターにベアリングが入っている青いパーツをかます。 前輪をはめると赤矢印部分が少し出ている。もう少しスペーサーをかまして面一にしたい。ワッシャーを2枚入れいると入れ過ぎでタイヤが回らない。 このままねじを締めるとこの少し隙間があるのでタイヤがグラグラしてしまう。何か良いスペーサーが必要だがまだ見つけられていない。 六角ハブ化ができたのでネオスコーチャーのタイヤを装着してみた。かなりゴツイ感じになったがこれも悪くない。前輪のグリップも向上しているだろう。 ...

XBOXコントローラーのアナログスティック交換の記録

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異常な動きをするコントローラーについて。 ジャンクで購入したXBOXONEのコントローラーが変な動きをする。十字キーを一度押すと押した方向に永遠と動いてしまう。十字キーの部分を掃除して様子を見たが状況は変わらず。 原因は十字キーではなくて右側のアナログスティックが少しだけドリフトしていてその影響が十字キーの異常な動きに連動していたのだと分かった。 右側アナログスティックを少しでも触るとセンターに戻って普通に動くのだがしばらく動かしていないと少しずつズレていき軽いドリフト状況になる。その状況で十字キーを入れると入れた方向へ動き続けるようだ。 アナログスティックの交換方法について。 右側のアナログスティックを交換するために分解する。(詳しい分解方法は コチラ ) 赤丸のモーターコードははんだ付けされているので外さなくてはならない。 今回のメイン作業である赤丸部分の右側アナログスティックが出てきた。これをを取り外し新しいものに交換する。 モーターコードはアナログスティック交換後に仮組して動作チェックが終わるまではんだ付けしないのでマスキングテープで養生しておいた。 前回紹介した電気式はんだ吸取り機の登場だ。頼りになる道具である。(前回の様子は コチラ ) 赤く囲った部分ははんだ吸取り機ではんだを取り除いた場所。スルーホールがきれいに見えている。スルーホールのはんだ除去作業がとても簡単である。 きれいにはんだが除去できたのでドリフトするアナログスティックを取り除いて新しいアナログスティックの足を赤丸部分のスルーホールに差し込む。 スルーホールに足を差し込んだところ。スルーホールにはんだが残っているとこの足を差し込むことができない。 新しいアナログスティックの足にすべてはんだを乗せた。前回と同じ失敗をしないようにはんだを乗せ過ぎないようにした。 交換をしたので仮組をしてコントローラーのテストを行い動きに問題のないことを確認した。その後に再度ばらして振動用のモーターコードを元あった場所と同じ所へはんだした。接続場所を忘れてしまうので写真を撮っておくのが良い。 再度組みなおして右側アナログコントローラーの交換作業を無事に終了することができた。 まとめ。 今回は前の失敗したときのような苦労は全くなくアナログスティック部分を簡単に交換することができた。電気式はんだ吸取り機の威力は絶大...

電気式はんだ吸取り機の記録

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電気式はんだ吸取り機について。 電気式のはんだ吸取り機が欲しかったがなかなか購入するまでに至らなかった。安価な「はんだシュッ太郎」でも6,000円ぐらいする。もっと高いものもたくさんある。 前回、XBOXコントローラーのアナログスティック交換時にはんだ吸い取り線ではんだごてを当ててガリガリやってしまい基板の線を断線させてしまった。(前回の様子は コチラ ) このような失敗を繰り返さないために何かいいものがないかと探していたらアリエクでとても安い電気式のはんだ吸取り機を見つけたので購入してみた。そのレビューを記録する。 電気式はんだ吸取り機の使用方法について。 今回、アリエクで購入したのがこの商品だ。700円ぐらいだった。700円なら試しに使ってみようと思える価格だ。110Vとあるが日本のコンセントでも使用できる。 使用方法は1番を押して中のばねを伸ばして吸いたいはんだ部分に吸取り機の先を当てて2番のボタンを押すと溶けたはんだを吸取ってくれる仕組みだ。 はんだ吸取り機の先は通常のはんだごてと同様に熱くなるのではんだが溶けてきたのを確認したら先ほどの2番のボタンを押すと矢印の穴が開いているところから溶けたはんだを吸取ってくれる。 電気式はんだ吸取り機の実力について。 この基板の裏側にはアナログスティックがある。赤丸部分はアナログスティックの足がスルーホールを通って基板を突き抜けて刺さっておりはんだでがっちりと固定されている。 ここははんだ吸い取り線ではなかなかきれいに取れないのだ。表面のはんだは取れてもスルーホールの中のはんだが残っていると外れない。なので前回はできるだけきれいにはんだ吸い取り線ではんだを除去し最後はホットガンを当てて何とか取り外した。 まず、電源を入れてはんだ吸取り機の先が熱くなるまで待つ。通常のはんだごてより熱が伝わるまでに時間がかかるように感じた。 先が熱くなってきたので1番を押してばねを伸ばしはんだの吸取りができる準備をしておく。 先ほどの赤丸部分にはんだ吸取り機の先を当ててはんだが溶けているのを確認して2番のボタンを押した。 一発でこんなにきれいにはんだを除去することができた。スルーホールが見えるので穴の中のはんだがほとんど残っていないのが分かる。すごい威力だ。 この様なはんだ吸取り機を持ってはいたがなかなかうまく使えなかった。片手ではんだを溶...

初代PS3のピックアップレンズを購入した記録

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初代PS3のピックアップレンズについて。 初代PS3とはCECHA00とCECHB00を指す。この機種のピックアップレンズはひとつのレンズでPS1、PS2、PS3の3機種のデータを読み込めるようにできている。ただこのレンズが曲者でかなりデリケートにできているようだ。 ジャンクの初代PS3はディスクが読め込めないという症状が良くある。その中でもPS2のみ読み込めないというのは代表的な例である。初代PS3はPS2が起動するから特別なのであってPS2が読み込めないというのは致命的な問題なのだ。 この問題を解決するためにアリエクでピックアップレンズを3つ購入したのでその記録をする。 アリエクの発送状態について。 アリエクで注文するとよくあるグレーの袋で届いた。こんな袋で海外から届いた。中の状態が心配である。 購入したのはピックアップレンズ部分で品番はKES-400Aである。 袋から出すと各々箱には入っているが緩衝材など何もなく箱自体も軽く押さえただけでつぶれてしまうようなものだった。写真の通り袋に入っているだけでレンズがむき出しである。 デリケートなレンズなんだから配達の人がグレーの袋ごとぎゅっと握っただけで壊れてしまう。いろんな荷物が重なって過酷な状況でここまで届いたのが想像される。 心配事がもうひとつある。ショップから商品が届く少し前に「あなたの国では動作しない可能性があるからキャンセルしますか?」というようなメッセージが届いた。 キャンセルを試みたが気が付くのが遅かったのかすで日本に商品が入っておりキャンセルができない状況であったのだ。このときもう諦めていた。完全にやられたと思っていた。 とは言うものの、とにかく動作テストをしてみる。 テスト状況について。 既存のピックアップレンズを取り出す。レンズに付いている矢印のフラットケーブルを外し赤丸のレンズが動く部分のステー押さえを外した。 前回、ピックアップレンズ交換の時(前回の様子は コチラ )はレンズが動くステーを両側外したが片方を外すだけで交換可能であった。 ピックアップレンズを交換して仮組して早速テストをしてみる。 なんと問題なく動作した。PS2も問題なく認識して起動する。また3個とも全部無事に動いた。うれしい誤算だ。アリエクのショップさん疑って悪かった。 まとめ。 商品到着前に怪しいメッセージがありキャンセルがで...

ホビーウイング1060の性能記録

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  ホビーウイング1060について。 定番のESC「ホビーウイング1060」を入手した。アリエクで1,780円で販売しているのを見て激安ESCを何個か購入しているのでもう必要ないのにあまりの安さに購入してしまった。 梱包状態について。 アリエクで注文しているのでビニール袋に入って箱はベこべこに凹んだ状態で届くと思っていたのにしっかりとした段ボール箱に入って中が守られている状態で届いたので驚いた。 箱を開けると商品が出てきた。中の梱包もしっかりとしていて驚きの連続であった。激安だったので下手したら偽物が送られてくるのかもと思っていたぐらいなので驚きも倍増である。 中には説明書(もちろん中国語と英語表記しかない)とホビーウイングのステッカーも入っていた。 類似商品との比較について。 ホビーウイング1060は電源スイッチ部分にゴムが付いていて防水処理がされている。また放熱フィンが赤く塗装されており見た目もかっこいい。定番のESCなので皆さんご存じだと思うが初めて所有したのでしっかり見たのは今回が初めてだった。 だいたいの相場は2,800円から3,000円ぐらで販売しているので1,780円は驚きの安さである。 こちらが1060同等品の商品。本家との違いはスイッチのゴム部分の防水処理がなく放熱フィンもボディーと同色の黒である。コードの色も赤と黒しかない。ひとつ違うのがスイッチを引っかけるステー部分が現在くっついている部分と反対側にもあり2か所あるところだ。 2年前ぐらいに1,800円ぐらいで購入した。現在もそれぐらいで購入できる。1060が3,000円とすると同等品の1.6倍もするのでなかなか手が出なかったのでこちらを購入していた。同等品は安いけど粗悪品が多いと聞くが所有している個体は調子が悪いということはなかった。運が良かったのかもしれない。 1060の性能確認について。 性能の確認は前回の激安ESCの比較(前回の様子は コチラ )と同じ状況で行った。タミヤのファインスペックとその受信機、リポバッテリー、540モーターを使用した。 ホビーウイング1060のモーター回転数は17280.4rpmであった。前回の同等品の結果は17038.1rpmなので同等品よりも本家は少し性能が良いということになる。ただし計測アプリはモーターの回転する音で回転数を判断するのでどこまで正確...

初代PS3のドライブ調査の記録

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ドライブ症状について。 普通に起動はするのだがディスクドライブが動かない初代PS3。今回のドナーはCECHB00である。電源を入れるとディスクは何も入っていないのにディスクを出そうとする回転音が聞こえる。しばらくするとその回転が止まる。もちろんディスクは何も入っていない。 ドライブの現状確認について。 ディスクを入れると普通に入っていきディスクが入っているのを示す青いLEDランプも点灯する。 ディスクは入るのだがその後は何も動かない。ディスクはしっかり定位置に収まっている。 本体からの電圧も調べてみたが12Vと5Vはしっかり来ていた。 電源を入れると何もディスクはないが赤丸部分がクルクルと回りしばらくすると止まる。 正常に動くドライブに基板を乗せ換えてみたが症状は同じであったのでピックアップレンズの問題ではなさそうである。基板の異常なのかもしれないと考えた。 分からないなりにテスターをいろいろ当てて調べてみたらテスターを当てている場所のコンデンサーに違いがあった。何個か調べてこのコンデンサの値が18~45オームだったのに対し・・・ 調子の悪い基板は1.53Mオームと他とは違い過ぎる値が出ていた。電気が溜まったままになっているのか?良くわからない。 コンデンサの交換について。 違っている部分がこれぐらいしか分からなかったのでこのコンデンサを交換してみることにした。ジャンク品から部品を取った。はんだごてを2本当てて外した。初めての試みである。 なんとかきれいに取り外すことができた。調子が悪い基板からも同じ工程で取り出した。 ジャンク品から取り出したコンデンサを付けなおした。 仮組して調べてみたが症状は変わらなかった。 まとめ。 何が原因なのかさっぱり分からないままである。ただドライブの動きがおかしいので基板の故障が原因と考えられる。ネットで調べてみたが同じ現象は見受けられなかった。 せっかく起動する初代PS3なのにもったいない話である。本体とドライブの基板をリンクさせるのはやめてほしい。そういえばXBOXONEもドライブの基板を移植しないとドライブ交換はできない。何か法律上そうしなければならない理由があるのかもしれない。 今回はテスターを当てて違いを見たりはんだごて2本遣いでコンデンサを外したりと初めての作業をしたので良い練習ができたということにしよう。