XBOXコントローラーのアナログスティック交換の記録
異常な動きをするコントローラーについて。
ジャンクで購入したXBOXONEのコントローラーが変な動きをする。十字キーを一度押すと押した方向に永遠と動いてしまう。十字キーの部分を掃除して様子を見たが状況は変わらず。
原因は十字キーではなくて右側のアナログスティックが少しだけドリフトしていてその影響が十字キーの異常な動きに連動していたのだと分かった。
右側アナログスティックを少しでも触るとセンターに戻って普通に動くのだがしばらく動かしていないと少しずつズレていき軽いドリフト状況になる。その状況で十字キーを入れると入れた方向へ動き続けるようだ。
アナログスティックの交換方法について。
右側のアナログスティックを交換するために分解する。(詳しい分解方法はコチラ)赤丸のモーターコードははんだ付けされているので外さなくてはならない。
今回のメイン作業である赤丸部分の右側アナログスティックが出てきた。これをを取り外し新しいものに交換する。
モーターコードはアナログスティック交換後に仮組して動作チェックが終わるまではんだ付けしないのでマスキングテープで養生しておいた。
前回紹介した電気式はんだ吸取り機の登場だ。頼りになる道具である。(前回の様子はコチラ)
赤く囲った部分ははんだ吸取り機ではんだを取り除いた場所。スルーホールがきれいに見えている。スルーホールのはんだ除去作業がとても簡単である。
きれいにはんだが除去できたのでドリフトするアナログスティックを取り除いて新しいアナログスティックの足を赤丸部分のスルーホールに差し込む。
スルーホールに足を差し込んだところ。スルーホールにはんだが残っているとこの足を差し込むことができない。
新しいアナログスティックの足にすべてはんだを乗せた。前回と同じ失敗をしないようにはんだを乗せ過ぎないようにした。
交換をしたので仮組をしてコントローラーのテストを行い動きに問題のないことを確認した。その後に再度ばらして振動用のモーターコードを元あった場所と同じ所へはんだした。接続場所を忘れてしまうので写真を撮っておくのが良い。
再度組みなおして右側アナログコントローラーの交換作業を無事に終了することができた。
まとめ。
今回は前の失敗したときのような苦労は全くなくアナログスティック部分を簡単に交換することができた。電気式はんだ吸取り機の威力は絶大なのである。
この勢いでドリフトするスイッチのプロコンもパパっと直してしまおうと思う。
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