箱付きのPS3(CECHA00)を手に入れた記録
外箱の購入について。
CECHA00とB00はPS2がプレイできるので特別なPS3と位置付けている。その機体を所有しているがジャンクの本体のみしかないものを購入したので外箱がない。せっかくならきれいな外箱も欲しいと思い今回、外箱付のジャンクPS3を購入してみたのでそれを記録する。
CECHA00の外箱について。
これが今回手に入れたCECHA00の外箱だ。かなり古い機種なのに箱の状態は良かったのでとてもうれしい。中にはジャンクのPS3も入っている。
説明書や電源コード、コントローラーは付属していないが中箱もきれいな状態であるのがわかる。早速ジャンクのPS3も取り出してみた。
PS3の本体もかなりきれいで見た目の状態はとてもよい。
しかし封印シールは剝がされており更にゴムパーツがなくなっている。すでに解体されゴニョゴニョされているのが伺える。購入前から分かっていたことではある。どの様にいじられているか確認する。
まずは電源を入れると普通に起動したので驚いた。ただしソフトを読み込まない。ディスクは入って行くのだが全く読み込む気配がない。
少し前にピックアップレンズを購入しているので新品のレンズと交換をしようと試みた。
CECHA00のドライブ確認について。
いつも通り分解して(分解手順はコチラ)ドライブを確認するとなんとメーカー修理済みのリファービッシュ品であった。このドライブはCECHH00またはCECHL00のドライブである。
ドライブを分解するとレンズが2個ついた読込部が見える。このピックアップレンズの品番はKES-410Aである。
通常のCECHA00、B00のピックアップレンズはこれだ。品番はKES-400A。レンズは1個しかないしピックアップレンズのパーツが大きい。
基板部分を確認する。左が通常のA00、B00の基板で右がリファービッシュ品の基板だ。基板の形状も全く違う。左の赤丸部分のフレキケーブルがなくまた右の赤四角部分にはチップが新たに追加されている。
KES-410Aの在庫はないので同じドライブを積んでいる手持ちのCECHH00(問題なく動く機体)を分解してドライブを取り出し基板交換してリファービッシュ品にセットした。
結果は何も変わらずでディスクは入って行くのだが全く読み込む気配がない。これはドライブの基板が別の物に交換されている可能性が大である。
PS3は基板本体とドライブに付いている基板がリンクされておりドライブをそのまま交換するとディスクは入るのだが全く読み込まないのだ。ドライブを交換するときは必ずドライブの基板を付け替えなければならない。
通常のCECHA00、B00であればドライブ交換されている機体(基板の付け替えをしていない場合)は電源を切ったときにシャットダウンしない現象が起こるのだが前にピッピッピとBEEP音が3回するのだがこの機体はそれが起きない。普通に電源が落ちる。リファービッシュ品なのでソニーが基板へ何か新たな情報を書き込んでいるのでその症状が起こらないだけなのかもしれない。謎である。
まとめ。
そもそもはきれいな外箱が欲しいということでスタートしているので本来の目的は達成しているのだが思わぬ展開となった。
この機体は珍しいリファービッシュ品なのだがドライブ交換されており本体とリンクされていない基板がセットされている可能性が高い。
でも、ただ単にドライブ基板のどこかが悪いだけなのかもしれないしフレキケーブルの調子が悪いだけなのかもしれない。
ドライブ不調の原因は詰め切れなかったがまた気が向いたら原因を追究してみようと思う。この件について何か情報を知っている人がいればコメントいただければ幸いです。
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