Nintendo Switchニコイチ復活の記録
Switchのニコイチについて。
前回のブログで基板は生きていると確認したSwitch(前回の様子はコチラ)を手持ちのジャンクSwitchとニコイチにして復活させたいと考えた。手持ちのジャンクも起動しないのでどんな状況なのかも全く分からない。
でも動いたらうれしいし動かなくても楽しそうなので一度やってみることにした。その記録をする。
ニコイチの手順について。
手持ちのジャンクは3台ある。1台はブルースクリーンなので絶対に画面は問題ないのだがこれは別のネタで使用したので残しておいて他2台の全く起動しない機体とニコイチにする。
そこそこ見た目の状態が良いものを選択した。当時、これもブルースクリーンであったと思う。メモリー部分のはんだクラックで指で強制的に押さえて電源ボタンを押すと起動するというものであった。はんだクラックを直すつもりで焼きを入れたら逝ってしまった。
ニコイチに選択した機体の液晶画面は問題ないと記憶する。
前回ブログ同様に逝ってしまった基板を取り出して生きている基板を投入できるようにした。ニコイチにする準備ができた。
生きていることを確認した基板を本体にセットする。赤矢印のUSC-Cポート部に穴があるのでそれを挿し込むようにしてセットする。
設置したら基板のねじを6か所締める。USB-Cにある2か所のねじは色が違うので注意。
次に赤ラインのフラットケーブルやコネクターをつなぐ。全部で9か所ある。
次は赤丸の廃熱ファンをセットする。まずは赤ラインのフラットケーブルを挿してから3か所のねじを締める。
次はスロット部分をセットする。セットする順番が大切だ。先にスロット部分を設置するとファンが取り付けられなくなる。
スロット部分はねじ3か所を締め赤矢印のフラットケーブルと赤丸部分のパーツをつなぐ。赤丸部分は上から押しこむと基板へ挿し込めるがパーツが小さいのでなかなか位置合わせが難しい。
最後にヒートシンクの3つのねじを締めてバッテリーのコネクターを挿し込めば基板への取り付けは終了。あとはシルバーのシールドを被せる。ヒートシンクについているグリスは拭き取らずそのまま使用する。
基板は生きていることを確認していたがこうやって普通に起動するとうれしいものだ。
まだ喜ぶのは早い。動作チェックを行う。JOYコンが認識することを確認。ゲームカードを挿し込んで認識することを確認。充電器を挿して電気マークが付くことを確認。WiFiに接続できることを確認。SDカードを認識することを確認。ドッグに挿してテレビモードになることを確認。すべての確認を行い問題なく動作していることを確認した。
背面のスタンドがなかったので他物から調達し背面のパネルもセットして仮組状態から完全に元の状態へ戻した。
二つ不具合があった。ひとつ目はタッチパネルの反応が少し鈍かったのでテストをすると半分から右側は線が描けなかった。右側半分は少し反応が悪い。
この修理はできないのでタッチパネルのパーツ交換になるが画面を取り外すのは面倒なのでとりあえずこのままにする。
二つ目は左のJOYコンをセットしているのに勝手に認識しなくなること。赤矢印部分に本体とJOYコンの接点があるので接点復活材を少しだけ付けてJOYコンを何度か抜き差ししたらしっかりと反応するようになった。
まとめ。
タッチパネルの不具合はあるものの動くようになってくれた。最初はかわいそうなSwitchであったが今後はテスト用の機体として活躍してもらおうと思う。他のジャンクSwitchのパーツが正常に動くものなのかをチェックしたりする。
今回はニコイチで何とか動く機体となったが各々のジャンク価格を合わせると15,000円弱となりこの金額を出せば良い状態の中古が買えるだろう。全く割の合わないことをしているが楽しく作業ができたのでその授業料と考える。
最近はPS3ばかりをいじっていたのでたまに違う機体をいじるのも気分転換になって楽しかった。
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