XBOX360Sを購入して設定をする記録
XBOX360Sについて。
2005年に初期型XBOX360が発売され2010年に改良版のXBOX360Sが発売となった。PS3も同じ問題を抱えていた熱対策がしてありCPUとGPUが統合されて45nmと細微化された。PS3の中期型も2009年に発売されており両メーカー共同じ様な時期に改良版を発売している。
以前、ジャンクでXBOX360S用の電源アダプターを入手していた(その様子はコチラ)ので本体が欲しくなってしまったのだ。
前回の初期型XBOX360の設定がかなりややこしかった。(その様子はコチラ)XBOX360Sも同じ道をたどるがもう実績があるのでやることは分かっている。
前回の対応時に気付かなかった事もあるのでその記録をする。
XBOX360Sの状況確認について。
今回、購入したXBOX360S。Sは「スリムのS」とのこと。ジャンクと言うことだが目立つ傷が多くあることとファンの音が急に大きくなることがある。でもしばらく時間が経つと小さくなり落ち着く。細かい傷は一生懸命磨いて目立たなくした。ファンの音は内部清掃すれば多分大丈夫だろうと思う。
背面は特に何も問題ない。USBポートが前面に2か所、背面に3か所の計5ヶ所あるのが良い。初期型XBOX360にはなかったWiFiも実装しているのでLANケーブルが必要なくなる。
本体底面にHDDを装着する部分がある。HDDは付いていない。ここにはマイクロソフトの専用HDDを装着しなければならない。250GのHDDがセットできる。
XBOXLIVEのインストールについて。
XBOXLIVEが登録してあるユーザーをダウンロードしようとするとXBOXLIVEのアップデートが始まる。しかしUSB接続の外付けHDDは認識してもらえずデータ保存機に十分な空きがないと言われた。(320Gの外付けHDDを装着して状態である)
設定のデータ保存機器のオプションを見ると「システムドライブを作成」と言うのがあるので調べるとUSBメモリーなどにシステムドライブを作成するとXBOXLIVEのアップデートや過去に作成したユーザーデータをダウンロードできるようだ。システムドライブは最大32Gまででそれ以上の容量があっても32Gまでしか設定でいない。
初代XBOXのゲームが起動しない!について。
XBOXLIVEが登録してあるユーザーをダウンロードしたので初代XBOXのゲームを起動してみたら「XBOX360ハードディスクが必要です」と出てきた。やっぱりXBOX360Sでも専用HDDがないと初代XBOXのゲームは起動できないようだ。底面のフタを開けてHDDを挿入した。
再度、起動させると赤ライン部にHDDがしっかりと認識できていることを確認したとともに赤丸部分の違いに気が付いた。
マイクロソフト専用の250GのHDDを装着する前の画像だがシステムドライブに「Microsoft」の文字がない。これが推奨条件を満たしているのかいないのかの違いなのかもしれない。
専用のHDDを装着して推奨条件が満たされたので問題なく初代XBOXのゲームも起動することができるようになった。
初期型とSの違いについて。
性能的には何も変化はないと確認しているがSは熱対策がされているのでありがたい。WiFiが装備されているのも良い。後はスリムと言うだけあって初期型より本体も電源アダプターも小さくなっている。
横幅はかなり小さくなっているのが分かる。
奥行きはSの方が少し大きい。
厚みはSの方がかなり薄くなっているのが分かる。
電源アダプターも小さくはなっているがそれでも大きいと思う。
まとめ。
XBOX360はとにかく専用HDDがマストであることが分かった。どこそこのメーカーのHDDを使用するとよいとかシステム情報を書き込むグレーなやり方もあるようだが専用HDDがないと機能に制限がかかるのはやめて欲しい。
今回は初代XBOXのゲームができないということしか分からないが他にも影響があるのかもしれない。
マイクロソフト専用のHDDが必要ってちょっとハードルが高い。今後もっと年数が経つと入手できなくなると思うし今動いている専用HDDもいつかクラッシュするときが来るだろう。そうなったときはどうなるのか心配だ。
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