スイッチのコントローラー外装交換の記録
スイッチのコントローラー外装について。
中古で買ったスイッチのコントローラーの外装を昔のゲームボーイカラー風に交換していたのだが加水分解を起こしベタベタになってしまったので交換することにした。
かなり前にフリマサイトで白の外装が安く売っていたので購入してあった。いつか交換しようと思って所有していた。
加水分解してベタベタの外装を白い外装へ交換をしたのでその記録をする。
※このコントローラは2度目の衣装替えである。
交換する外装と加水分解の状況について。
白の外装が新しく買ったもの。フリマサイトで500円だっと思う。スケルトンの紫色がゲームボーイカラー風の外装に交換したコントローラー。
ひどくベタベタでボタンを押すと押されたまま引っかかって戻ってこない。
白い外装を袋から開けると右コントローラーの細かいパーツ(A、B、X、Y、R1、R2ボタンなど)が入っていなかった。かなり前に購入して受け取りボタンを押しているので今更、パーツがないと申告しても遅い。確認不足だった。手持ちのパーツを使用するしかない。
そうなるとSL、SRの白いパーツがないのでここだけ色が変わってしまう。残念だが仕方がない。
スイッチコントローラーの分解について。
左コントローラーを分解する。赤丸の4か所のねじを外す。このねじはニンテンドーが大好きなY字ねじである。
裏のパネルをレールと反対側から開くとSL、SRのフレキケーブルがつながっているのでこの状態のまま赤丸のねじを外す。裏のパネルが外れるがレール部分はフレキケーブルがつながったままである。
矢印部にバッテリーのコネクターがあるので外す。本当は良くないがバッテリーの赤黒コード軽く引っ張って外した。
バッテリーを取り外して赤で囲った中間の台座を外すために赤丸の3か所のねじを外す。
中間台座が外れるがZLボタンのフレキケーブルがつながっているので注意する。矢印のフレキケーブルを外してから中間台座を外す。
中間台座にZLボタンが付いているのでこれを外す。赤丸部分に爪が引っかかっているだけだ。外す時にバネが2本隠れているのでどこかに飛んでいかないように注意する。
ZLボタンを外したら矢印のねじを外してZLボタンの基板を取り外す。
基板につながっているフレキケーブルやコネクターを外す。5か所ある。レール部分もフレキケーブルを外すと取り外せる。外したら矢印のねじを外して赤四角のアナログスティック部分を取り外す。
Lボタン下の赤丸のねじを外すとLボタン周りが全て外れる。赤矢印は先ほどの工程で外したフレキケーブルだ。
Lボタンを外す時に中にバネが入っているので注意して外さないとバネがどこかに飛んで行ってしまうので慎重に作業する。
Lボタン周りのねじを外したら赤矢印部分の様にねじ受け部分が割れてしまった。プラが劣化していた。
基板を取り外すために赤丸のねじ2か所を外す。
基板を外したらボタンパーツを外す。これで左コントローラの分解終了だ。
アナログスティック部分の黒いフィルム上のパーツは両面テープで付いているだけなのではがして新しい外装に同じように取り付ける。
白い外装へ移設をする。まず中間台座にZLボタンを取り付ける。先ほど分解しているので構造はそちらを見てほしい。バネが2本あるので取り付けるときに少し苦労した。バネがうまくはまらなかった。
次はレールのSL、SRボタンを白いボタンに変更する。
レール上にある赤丸の2か所のねじを外す。
白い外装にボタン類を設置し黒いフィルム上のパーツも移設して基板を乗せる。
基板を2本のねじで固定する。
基板を設置したらまずLボタン周りを設置して次に赤矢印のレール部分のフレキケーブルを取り付けてその次に中間台座にあるZLのフレキケーブルを基板にはめ込む。
中間台座を設置した。外した時と同じ位置に3か所ねじ止めする。
レール部分に裏のパネルを取り付けてバッテリーを中間台座に乗せてコネクターをつなげれば外装交換終了。
右コントローラーもやることは同じ。ただ左と違う部分があるので簡単に紹介する。右コントローラーにはアンテナが別で付いている(赤囲いの部分)。矢印のところにアンテナ設置のコネクターがある。
※左にはないのかと調べたら左は基板上にあるとのこと。
分解していくと1番の赤外線モーションカメラと2番のNFCリーダーがある。NFCリーダーはアミーボを読み込む部分だ。これが左コントローラーにはない部品となる。右コントローラーの方が分解組立ての難易度が高い。
右コントローラも同じように分解して新しい白い外装へパーツを移設した。
左右ども移設が完了したのでスイッチにつなげて認識するのを確認した。当たり前だがスイッチ上に表示されるコントローラの色は元々中古で買ったときの色となっている。(矢印部)
まとめ。
PS3のコントローラーとは全く違いパーツひとつひとつがかなり細かい。ねじも小さいしねじ受けのプラ部分も弱いので力の加減が難しい。フレキケーブルも細いしラッチも小さいので開くと根元から取れてしまいそうだ。
壊れやすいコントローラーなので自分でメンテナンスできると良いが初心者には難易度が高いように思う。
今回、変更した白い外装パーツは袋から出してよく見るとかなり黒ずんでいた。無水エタノールで拭いたりしたが全く取れなかったので漂白をしないと綺麗にならないかもしれない。
また私の確認不足でパーツ不足があり右のSL、SRがグレーのままになっている。
しばらくこれを使用するが気になる点が多いのでまた何か違うものに変更するかもしれない。


























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