初代XBOXのHDMI化の記録
初代XBOXの映像出力について。
今まで使用している出力ケーブルは赤、白、黄色の端子があるコンポジット接続で映像出力はアナログ出力だ。
初代XBOXの最大解像度は1920×1080のらしい。また当時はD端子にも対応していて設定で解像度の選択ができる。
D端子をアマゾンで調べると1,680円で販売しているのでそれほど高くない。我が家のテレビはまだD端子が付いているのでこれでも良かったがどうせならHDMI化したかったのでHDMI用のコンバーターを購入した。
そのコンバーターの使用方法に癖があったのでその記録を残す。
初代XBOXのHDMI化について。
アリエクでどこのメーカーか分からないが1,500円ぐらいで購入できたのでこれを選択した。480i、480p、720p、1080iの出力に対応しているようだ。
接続するとこんな感じでコンバーターが邪魔になることはない。
設定画面で上記のように設定していろんなゲームを起動してみたが何を起動しても480i出力になってしまう。アナログ出力がHDMI化によってデジタル出力となりそれなりに発色が綺麗になったように思うがせっかくなので初代XBOXが持っている最大解像度で出力したい。
コンポジット出力の映像。
HDMI出力の映像。HDMI出力の方が先ほども言った通り色の出方がしっかりしている様に見えるが違いは分かり難い。
高画質の出力方法について。
初代XBOXの高画質の出力方法について調べると本体自体は1920x1080の出力に対応しているがそもそもそれに対応しているソフトがほとんどなかった。自分が所有しているソフトの全てが640x480の出力しか対応してない。
調べると1080i出力まで対応しているソフトは「ENTER THE MATRIX」ともうひとつあるぐらいしかなかった。なのでマトリックスを購入した。
上記の設定でソフトを起動すると赤矢印の通り1080i出力できた。画面が出るまですごく時間がかかった。
このHDMIコンバーターで480pや720pの出力はできるのでその出力方法はどのようにやるのか気になった。
480iと480pの違いは調べても良くわからなかったが480iはアナログテレビの時代からある出力方法で480pの方が速い動きに対応するということは分かった。自分の所有するソフトはすべてが480pに対応しているのでそちらで表示したいのでその方法を探った。
設定画面でビデオモードを4:3にして出力を525pのみ「はい」を選択した。
480pで出力することができた。
ゲーム画面はこんな感じ。
次はビデオモードを4:3で出力を525pと750pに「はい」を選択した。
720pも出力できた。ゲーム画面は480pと比べて1280x720になったからなのか全体的にスリムに表示されるようになった。
まとめ。
テレビの出力方法について調べると専門的な用語がたくさんあり詳しいことは理解できなかったが480iと480pの違いとアリエクで買ったHDMIコンバーターで出力できる方法が分かって良かった。
説明書は取り付けるだけでHDMI出力OKと書いてあるだけなのでもう少し詳しい説明がほしかった。確かにただ接続するだけでHDMI出力しているから説明は間違っていないけど。
映像出力について初代XBOXの性能は時代の先を行き過ぎていたのだと思う。その時代はまだアナログテレビも普通にあって1920x1080の出力に対応したテレビを持っている家庭も少なかったのかもしれない。その結果、誰も1920x1080出力を望んでいなかったし開発側もそれに対応したソフトを制作していないのだろう。











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