マイクロソフトアカウントを追加しないでWindowsを導入する記録

マイクロソフトアカウントを追加しない方法について。

Windows10や11のシステムインストール時に必ず求められるマイクロアカウントの情報入力。基本はこれから自分が使用するPCであれば迷わずアカウント情報の入力を行うと思うがそうでない場合はアカウント情報入力はしたくない。

何年か前のWindows10のインストール時はアカウント入力は任意で「入力しない」という項目が選択できたような気がする。でも現在は入力しないということはできないため何とかならないかと思い、調べたことを記録する。


Windows10のシステムインストールについて。

前回のWindows11をインストールした方法(前回の内容はコチラ)と同じでマイクロソフトのHPよりWindows10のインストールメディアを8GB以上のUSBに作成してPCのUSBポートに挿して起動すればシステムインストールが始まる。

インストールを進めていき無事に終了すると今度は設定を入力していく画面になる。


アカウント情報の入力拒否について。

設定入力で必ず出てくるのがアカウントを追加しようという画面でマイクロソフトアカウントの情報入力が求められる。選択が入力に関係する項目以外ない。でも今回はアカウントのメールアドレスやパスワードは入れたくないのだ。

ここでネットで調べると「no@thankyou.com」と入力すれば良いというのをいくつも見たがこれ以外ダメなのかと思い違うアドレスを入れてみた。

今回、「no@name.com」とメールアドレスを入力してみた。


次に進みパスワードを適当に「abc」と入力した。そして次へを押すと・・・。


なんと「問題が発生しました」と表示されて再度アカウント入力を求められると思ったが次へを押すと・・・。


次の設定画面に進むことができた。ここも個人情報は入れたくないので「USER」と仮に設定しておき次へを押す。


USERさんが使用するパスワードの入力を求められるので何も入力しないで次へを押すと最後の設定画面になりその選択後にシステムインストールの設定が終了しいつもの最初に出てくるデスクトップ画面となった。

これでこのPCはOS起動時に誰のアカウントも無く何もパスワードを入れずに起動する状態にすることができた。


まとめ。

なぜこのようなことをするかというとこのPCを第三者に渡したい時に個人情報を入れたくないしパスワードを設定してしまうと次に使用する人がそのパスワードがわからなければ何もできない状態となってしまう。このようにしておけば後から個人設定でアカウント入力なりパスワード設定をしてもらえる状態になる。(PCに詳しくない人にやさしい設定)

しかし中古でPCを購入しOSがインストールされていたとしても大体は初期化して再度システムをインストールし直すことになると思う。それでもシステムインストールしておけばこのOSが入っていたという履歴が次に使う人にわかるのでプロダクトキーなしでシステムがインストールできる安心感を与えることができると思うのだ。


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