初代PS3のリファービッシュ基板を手に入れた記録

 リファービッシュ基板の入手について。

以前、メイン機として使用していた初代PS3(CECHA00)のリファービッシュ基板は自分の不注意で壊してしまった(その時の様子はコチラ)ので代替えとして通常のCECHA00を使用していた。

そんな中、少し前に購入していたジャンク品がリファービッシュ基板だったのでそれを修理してまたメイン機としたのでその記録を残す。


分解と修理について。

YLODのジャンク品を分解した。分解については過去のブログで丁寧に説明しているので割愛。(その様子はコチラ)内部を見ると赤矢印のシールが剝がされていないのでまだ基板までは分解されていない。


分解を進めるとかなりホコリが溜まっている。このホコリで新鮮な空気を取り込めなくなり熱の逃げ道もなくなって最後にはYLODとなったのだろう。


基板を確認すると赤丸のCPU裏の白い蓋と赤矢印のシールが見えた。これはメーカー修理が施された印である。リファービッシュ基板と巡り合うことができた。とてもうれしい。


気合を入れて取り組まなければならない。とは言うもののやることは今までと同じ。気持ちだけは盛り上がっている。

まずはシスコン診断をしてAIに診断結果を見せて対応策を教えてもらっている。結果はGPUのはんだクラックと言う回答だったのでGPUをリフローした。いつもと同じなので割愛。(その時の様子はコチラ)


今後の対応としてプロードライザの容量抜け対策も行った。赤丸部に470μFのタンタルコンデンサをGPU側に2個追加設置した。これもいつもと同じなので割愛。(その時の様子はコチラ)


GPUの品番を確認すると赤線部分にCXD5300A1GBとある。これは40nmプロセスのGPUを指す。通常なら初代PS3は90nmプロセスのGPUが搭載されているがGPUは世代によって改良されており65nm、その次に40nmプロセスとなっているので初代PS3に2世代後のGPUがメーカー修理によって搭載されたのだ。これはメーカーでないとできない業なのである。

40nmプロセスになって何が変わったのかと言えばGPUのチップ自体が小さくなり電気の消費量が減りその結果、発熱量が90nmより大幅に減少しているのだ。発熱量が少ないという事はプロードライザの劣化やCPU、GPUのはんだクラックの原因を少なくできるという事だ。(それでもこの機体はYLODになったんだけど…)


修理に出した時に書かれたと思われる手書きの数字。何を意味しているか分からない。あと、赤丸部分に刻印がある。これは基板にない物もあるが製造時期の違いらしい。


GPUの隣にエルピーダ製のメモリーがある。エルピーダは日本のメーカーだったけど今はアメリカのマイクロンに買収されている。PS3のメモリーは512MBだ。


仮組をしてテストを行い問題なく起動した。失くしてしまったリファービッシュ基板のPS3をまた手に入れることができた。とても喜ばしい。

しかし次にドライブのテストをすると全くドライブが反応しない。ドライブが動かなければ全く意味がない。


ドライブを外して点検すると赤矢印のフラットケーブルが外れていた。ここには黒いテープが貼ってあるのだが良く見るとテープがカットしてある。なんでカットされているのか全く分からないがここをしっかりと接続してドライブのチェックをしたら問題なく動いた。


新しいグリスに塗り直して古いサーマルパッドも新しい物に貼り変えた。このサーマルパッドはチップとヒートシンクの隙間に貼って熱を伝える役割をする。

40って書いてあるシールもリファービッシュ基板に必ず貼ってあるシールだ。


ファンもしっかりと清掃する。取り外すと旧型のファンだったので新しいタイプに取り換えた。


左が今回取り出した旧型のファンで右が新しいタイプのNIDEC製のファン。古い方は羽根が19枚付いているが羽根が明らかに小さい。新しい方はファンの羽根が大きく15枚付いている。羽根の枚数は少ないが風を送る性能が良さそうに見える。


修理を終えたのでこの機体をメイン機として使用する事とする。


まとめ。

また、リファービッシュ基板と出会う事ができて良かった。リファービッシュ基板は宝くじに当たるような物だ。リファービッシュ基板として販売しているものもあるが4~5万していたのでとても購入なんてできない。

でもジャンク品として安く購入してリファービッシュ基板に出合い、修理して動くようになった。こんなうれしい事はない。本当にラッキーだった。

この子はしっかりとメンテナンスを怠らず何か不具合のメッセージが出ればすぐに対応しなければならない。


今回のもぐもぐタイムはシャトレーゼのケーキ。スペシャル苺ショート(410円)とダブルチーズケーキ(345円)。昔はシャトレーゼのケーキを手土産に持って行くとあまり良くないイメージがあった。

シャトレーゼのケーキも物価高で昔のケーキ屋さんの値段ぐらいになっているが十分おいしいケーキだ。ケーキ屋さんの1個700~800円のケーキを食べるならシャトレーゼのケーキで良いと感じる。とても満足度が高い。


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